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育児プログラマーの日々のざれごと

ジキルとハイド (誰もがロールパンナちゃんかもしれないという話)

明らかに異彩を放つキャラクター

だいたいの子供たちがとりこになってしまうのが「アンパンマン」です。
そんなファンタジーなアンパンマンですが、子供たちと一緒に繰り返し*1観ていくなかで、気になるキャラクターがいて思わず調べてしまいました。
佇まい、言動、口調...、どの面から見ても明らかに異彩を放っているのです。しかも劇場版にもきっちり登場するくらいのメインキャラクター。

ロールパンナ

ファンタジー世界にあって、自らの悲しい宿命ゆえ、自己存在に苦悩しながら、非常にクールにアンパンマンを助けるキャラクターが「ロールパンナ」というわけです。

ロールパンナとは (ロールパンナとは) [単語記事] - ニコニコ大百科

メロンパンナの姉として、ジャムおじさんに製作されたパンのひとり。「メロンパンナの姉」という設定はメロンパンナ本人のリクエストによる。生誕は妹のメロンパンナより後(1994年、メロンパンナの登場は1992年)である。
「まごころ草」(ジャムおじさんが添加)に加え、ばいきんまんの工作により「ばいきん草」が混在したまま生誕し、不定期に善悪が逆転する宿命を背負った。胸のふたつのハートは善悪の状態を示し、悪に染まった場合は体色も黒となりアンパンマンの敵となる。

ジキルとハイド

僕らは、誰もがロールパンナのように善悪のような両面を持っているだろうし、誰もがロールパンナのようにその両面で苦悩していると思います。

時には、望む望まないに関わらず、ブラックロールパンナ*2みたいになっちゃうこともあるだろうし、それも場合によっては必要なことなのかもしれません。

必要悪という言葉だってあるわけだし、そういう存在を自覚して過ごしていくことが大切なのだと思います。

今日も一日がんばりましょう。

*1:同じDVDをエンドレスで観ることを強いられる。育児あるある。

*2:悪い心に染まり、体色が黒く変化した状態はブラックロールパンナと呼ばれるそうです。