koda-album

育児プログラマーの日々のざれごと

上村愛子

ソチ五輪 女子モーグル上村愛子4位でした。

採点基準が素人には難しいんですけど、このへん(上村愛子4位に終わったカラクリ 「採点基準変更」に負かされた- 最新ニュース|MSN トピックス)を読むと、(当たり前ですが)採点基準自体はきちんと明確で、モーグル選手(上村も含め)から見たら納得の採点なのかもしれません。

大きく影響したのが、採点基準の変更だという。近年は「(スキーが)スライドしても上半身が安定して動かず、下半身でスキーを巧みに操作するターン」が重要となり、米国やカナダの選手の間で主流となった。タイムは劣っても、上体がぶれにくいので高評価につながる。一方上村選手は、スキーのエッジ部分で雪面をとらえ、彫り込むように滑る「カービング」の技術が優れている。直線的に滑れるのでスピードが増す半面、上半身が揺れているように見えるという。2010年のバンクーバー大会ではカービングが最も重視されたが、その後は上体が安定しているかどうかも評価ポイントに加わったようだ。

また、すべったあとのコメント、

「全部、全力アタックできた。これが最後なんだと思うと、ワーって涙が出てきた」 「とてもすがすがしい気持ち。達成感マックスです」

とか 彼女の笑顔/振る舞いから感じたのは、

上村愛子は毎回こんなようなコメント残してる印象ありまして、これってもしかしたら、採点競技ならではの思考方法なのかもしれないと思いました。採点結果(点数)を考えだすと納得できないこともあるだろうから、自分がどれだけやれたかにフォーカスしてるのかもしれません。

いずれにしても、見ていて気持ちいい。応援したくなる。

採点基準が変わったにも関わらず自分のスタイルを変えずに勝負にいくあたりからも、彼女がどこにフォーカスしているのかが読み取れるような気がします。


ソチオリンピック2014 : 上村愛子オフィシャルブログ