2014/03/21 いしかわITフェスティバル2日目 #iitfes
また開催からずいぶん時間があいてしまいましたが、いしかわITフェスティバル(http://i-itfes.jp/)の2日目レポートです。
午前はCODE for JAPAN/Kanazawaの関さん/福島さんのお話を聴き、楽しみながらシビックテックに取り組んでる姿が印象的でした。 午後からは初めて参加のUX Kanazawaで浅野先生のエスノグラフィのワークショップに参加しました。ワークではうまく進められなかった部分もありましたが、失敗したことで逆に勉強できたかなと思ってます。
この2日間、たくさん気付きや出会いのありました。スタッフの皆さんありがとうございました。
イントロダクション
イントロダクション内では、スポンサー等の紹介がありました。
石川県の多くのIT企業、そして技術者コミュニティがなんらかの形で名前を連ねているのが見えます。
ITで地域の問題解決 Code for Japan&Code for Kanazawa
(一般社団法人 コード・フォー・ジャパン代表 関 治之)
(一般社団法人 コード・フォー・カナザワ 代表 福島 健一郎)
まず、Code for Japanの関さんのお話メモです。
- あなたの街を住みやすくする方法
- シビックテック
- 地域の課題をテクノロジーで解決する。
- 地域課題解決が目的なので、「地域」が主役。
- Code for Kanazawa しきいは全然高くない。様々なタイプのイベントがあるので、どんな人でもなんらかの形で参加できる。
次に、Code for Kanazawa福島さんのお話メモです。
- Code for Kanazawa : コードで世界をHappyに
- きっかけはCODE for AMERICA。その後、2012年5月から1年かけてベースをつくりました。
ITエンジニアがアプリを作って地域の問題を解決する。エンジニアが直接、地域をよくする。
2013年5月に 9人で設立。現在、25名のメンバーが活動。
- 金沢市をはじめとした自治体とも連携。
- これからの活動も考えて、2014年2月28日 一般社団法人化した
- メンバーはエンジニアだけではない。デザイナーさんもいるし、起業家もいるし、プランナーもいるし、意見だけ言う人もいる。マニュアルを整備したり、イベント準備したりする人とか。プログラム書けるのは半分くらい。でも、これが良いバランス。開発者目線だけではなく、多種多様な市民の目線。
- 自分たちで自分たちの街を良くする。
Code for Kanazawa の主要なポリシー
- 自らが書くコードによって地域の様々な社会問題を解決する。
- 民間ができることはできるだけ民間に任せる
- 継続的なサービス運営のために著作権等の権利はCfKに帰属。
CfKの最初の成果物 5374.jp
- GitHubでソースコード公開
- デザインも大事に。
- オープンデータを利用しているため、ほかの自治体でも展開可能。
5374は、シビックテックの教材として使いやすい。広まってる。
作ることが目的ではなく、市民に使ってもらうことが大事。つまり、サービスを継続するための体制が大事。
CfKが考えるシビックテックの流れ
- 地域の問題を見つけて整理する
- どう解決するべきか考える(ステークホルダーを考える)
- それをITやデザインで安価に効率的に解決できないか考える(ITじゃないかもしれない)
- オープンデータが必要なら利用、要請する
- コードを書く
- 広めて使ってもらう
- (つまり、エンジニアだけではできない)
午後は...
この日、午後からはUX Kanazawaのワークショップに参加しました。 そのレポートはまた別の記事で書こうと思います。