koda-album

育児プログラマーの日々のざれごと

2014/03/20 いしかわITフェスティバル1日目 #iitfes

f:id:kodapon:20140402235838j:plain

2014/03/20(木)と03/21(金/祝)の2日間、石川県金沢市いしかわITフェスティバル(http://i-itfes.jp/) が開催されました。
石川県でこのような「個人レベルの活動者をつなぐ」「おおやけの組織がからんだイベント」が開かれることは珍しいので、とても楽しみにしていまして2日間とも参加させて頂きました。
たくさんの個性的で印象的なお話を聞いたり、色んな方と交流も持たせて頂けて、とても有意義な2日間でした。

せっかくなので特に印象に残っている部分を記事にしておこうと思います。 まずはこのエントリーでは、1日目(3/20(木))について。

1日目は、ウォンテッドリー仲さんのスタートアップにまつわる物事への取り組み方のお話、ライフイズテック水野さんのIT教育への情熱的なお話、jig.jp福野さんの論理的かつ滑らかなオープンデータ周りのお話が印象的でした。
特に、福野さんのセッションでは、セッション内容自体も色んな人とつながることでオープンデータ推進したことを感じるものでしたし、周りを巻き込んで展開していくセッションの進め方には技術者同士をつなごうという意図が感じられて、とても楽しかったです。

0から1へ、1から10へ。サービスをゼロから作り、それを大きく育てる方法

(ウォンテッドリー株式会社 代表取締役CEO 仲 暁子)

f:id:kodapon:20140402235857j:plain

  • 金曜が待ち遠しい毎日をすごしていた→仕事は、我慢して月-金を過ごすものではない。
  • アイディアに価値はない
  • 半径2m の範囲で自分の思いを具現化することが重要。これが”0→1”の真髄。
  • VISION を一致させること。思想の言語化 例えば「シゴトでココロオドル」とか
  • 月-金を早く終わらせたいと思うこと =自分の寿命ちぢんでほしい と同義
  • 素晴らしいUXを提供すれば、ユーザーが営業マンになってくれる。

イデアを現実のものにする資金調達の手法「クラウドファンディング」とは?日本を代表する2社によるトークセッション

(株式会社ワンモア 代表取締役CEO「GREEN FUNDING」事業者 沼田 健彦)
(株式会社サーチフィールド取締役 FAAVO事業責任者 齋藤 隆太)
(スペシャルゲスト 映画監督 石井 かほり)

f:id:kodapon:20140403003456j:plain

スーパーIT中高校生が、日本を救う!

(ライフイズテック株式会社 代表取締役 水野 雄介)

f:id:kodapon:20140403003555j:plain

  • 「1時間以上の価値をお返しできるように頑張ります」のつかみの一言からスタートしたのが印象的
  • 質問を丁寧に聞いて、まず「OK(=質問の内容はわかったよ)」と答えて言ってから答えていた
  • 情熱をもったしゃべり方すごい。さすが元教師。
  • 中高生向けのIT教育キャンプをやっている。中高生の可能性を広げてあげようと頑張っている。
  • 「夏休みは、ディズニーランドよりもLifeisTechに行きたい」と言わせたい。教育とエンターテイメントの融合。
  • 学ぶモチベーションを保つためにはコミュニティが必要。

  • 教えるときのコツ
    さすがだねー
    しらなかったー
    すごい
    センスあるね
    そーなんだ

人の力と、機械の力

(株式会社BearTail 代表取締役社長 黒﨑 賢一)

f:id:kodapon:20140403003700j:plain

  • Dr.Wallet という家計簿サービス。150人のオペレータが人力で入力するサービス。
  • ユーザの家計簿にかける時間。月100分→5分に削減。ユーザの時間をつくる。

オープンデータで始まるWeb新時代、データシティ鯖江の創り方

(株式会社jig.jp 代表取締役社長 福野 泰介)

f:id:kodapon:20140403003725j:plain

  • 鯖江市長に持っていった提案書はA4ペライチ。オープンデータシティ鯖江。 「予算はいりません」
    「データを出してくれればアプリは必ず作ります」
    「これをやることは時代の潮流です」

  • オープンデータのレベル PDF,Excel,XML/CSV,RDF,LinkedRDF

  • データ形式を合わせることで、アプリの使い回しができる。同じような種類のデータは形式を合わせるべき。
  • "攻殻機動隊"は、未来の教科書として買うべき。(ヘッドマウントディスプレイがもう描かれている。)
  • "ImpactMapping"も教科書。
  • 2020年に向けて、日本をIT先進国家にもってくのは我々です。追いかけるのは得意な日本。